第10回目の雄勝ボランティア活動に行ってきました。
あの日から3年が過ぎ我々の活動も10回を数え、これまで取りためた写真を見るに至り
3年経ってもまだまだ復興は遠いと感じます。
今回のメンバーは 本多、山路、相生の3名
このうち山路、相生は初参加という事でようやく雄勝に行けるという思いで張り切っていました!
4月17日
AM7:00に会社を出発、途中都内の大渋滞に巻き込まれてしまい、石巻に到着したのはPM15:30頃でした。
早速、石巻市役所雄勝支所へご挨拶に伺い、互いの近況報告などしました。
その後成澤さんの工場へ伺い、翌日からの作業の打ち合わせをして今回お世話になる亀山旅館さんに入りました。
この日は亀山旅館さんの美味しい食事を頂き、翌日からの作業に備えて早めに就寝しました。
4月18日
AM8:00、いよいよ作業開始です。
今回のブイの掃除ですが、船には乗らず陸での作業でした。
ブイに付着したフジツボや海藻などを一つずつヘラを使って掃除します。
単純な作業ですが陸に上がり乾いてしまったフジツボはとても硬くかなりの力が必要でしたが
夢中になって作業しているうちにお昼になりました。
お昼は雄勝町に震災後に出来た手打ちそばを頂きました。
こちらのお蕎麦屋さんは震災瓦礫を利用していて、やはり沢山のボランティアさんの力を借りて建てられたとの事でした。
午後からも引き続きブイの掃除をしてPM16:30に作業終了しました。
旅館に帰り、夕食を食べるときに手がびりびりとしびれていて食べるが大変でした
作業中は夢中になっていて気づきませんでしたが、かなりの力仕事だったかがわかりました。
4月18日
この日もAM8:00から作業開始です。
昨日の疲れが残っていてみな大変でしたが必死に頑張りました!
夢中で作業した二日間はあっという間に過ぎ、ようやく作業にも慣れ始めたと感じた頃には
終わってしまいました。
何かもっとお手伝いが出来ないかと思いとても心残りです。
そして、また来るぞという気持ちになりました。
この様な貴重な体験をさせて頂いた会社、そしてお世話になった成澤さんご夫妻、亀山旅館のご家族の方々に感謝いたします。
みなさんとても心温かく優しい方がたで、第二の故郷のような思いに駆られました。
震災から3年が過ぎて、被災地はいまだに復興が進んでおらず心が痛みました。
writer 加工課 山路