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5月 09

弊社設立55周年記念旅行を被災地の雄勝町、南三陸町で催行しました

2016年4月22日から一泊で弊社創立55周年を記念しての社員旅行を催行いたしました。

行先は我々がボランティア活動をしている雄勝町と南三陸町、総勢45名、観光バスを借り切っての大移動でした。

初日は南三陸町にある「ホテル観洋」東北随一の観光ホテルで、震災時には被災者の避難所として提供されたそうです。

こちらで雄勝支所の千葉様をはじめm阿部次長様、石巻商工会町である澤村様並びに青年部の小松様、そして成澤さんもご招待しての盛大な記念パーティを執り行いました。

サプライズでの楯のプレゼント

会場ではサプライズとして雄勝町より雄勝硯で出来た楯(楯には絆の文字が)をプレゼントして頂きました!

突然のプレゼントに感無量でした。

                                 楯には「」の文字

 

二日目は南三陸町の語り部ツアーに参加して被災地を巡り、その後雄勝町へ移動して悲劇の大川小学校にて全員で黙とうをささげました。

                                 南三陸町防災センター
                                 大川小学校慰霊碑
全員で黙とうを捧げました

そして大川小学校を後にし、雄勝町へ入り千葉様より雄勝町の復興の現状と今後について説明を受けました。

人口は震災後1/3に減ってしまったとのことでとても残念な想いと、復興とはインフラや居住地が出来れば良いというもではないという事を改めて感じ、復興の困難さを思わずにはいられませんでした。

千葉さんから復興の現状を説明して頂きました
高台かさ上げ事業の看板
その後美味しい海の幸山盛りのお昼を頂き、成澤さんの所へ行きました。
初めて雄勝に来たメンバーを中心に成澤さんの船で牡蠣棚の見学をさせていただきました。
みんな興味津々で成澤さんの説明を聞いていました。
成澤漁業さん
成澤婦人の説明に熱心に聞き入ってます
乗船前にパチリ
船の上でもみな真剣に成澤さんの説明に聞き入っています
思い出深い旅行になりました
今回初めて被災地を訪れた参加者にとっては、被災地を身近に感じるきっかけとなり、再訪となる参加者にとっては5年を経過してもなお、復興へはまだまだ長い時間が必要であり、支援はこれからもまだ必要であると認識されました。
また震災の記憶を風化させない事の大切さを改めて考えさせられた感慨深い旅行となりました。